体験型教育旅行の効果
体験型教育旅行の効果
私たちのご提案する「体験型教育旅行」において下記のような効果があると考えます。
責任感や自立心を
育てます。
不便な山の暮らしの体験の中から自主自立の態度や助け合いの心、責任感を養えます。
自然と人の共生について
学べます。
自然を受け入れ自然と共に暮らす山の暮らしの体験から、自然と人との共生や、環境保全の必要性を学び、自然を大切にしようとする心を育てます。
豊かな人間関係能力を
高めます。
農家の方々とのふれあいを深めることで、豊かな人間関係能力が高まるとともに、社会的なマナーや協調性が養えます。
食の大切さを
学べます。
農作業の体験や料理の体験を通じて、自然に触れながら、食の大切さを認識します。
里山での体験と受け入れ
受け入れ家庭である私たちには体験プログラムを通じて伝えたいことがあります。ただ単なる一期一会の出会いで終わらせるのではなく、心のこもった「おもてなし」と山間部の厳しい生活や伝統文化、そこに宿る物語を伝えたい。
私たちは体験を生業にする“プロ”ではありません。普通に暮らす農家であったり、勤めを終えた退職者たちです。都会のことはよくわかりません。でも嶺北地域の歴史や伝統文化、産業、暮らし、地域活動など、皆さんと一緒にありのままの嶺北地域を感じてもらえるよう真心こめてお手伝いします。どの体験も作業効率を考えると無駄に感じられるかもしれませんが、このつながりが皆さんの「未来への心の糧」になったり、「人の痛みを感じられる人」になるきっかけになったりすれば、これ以上の喜びはありません。
体験がゴールでも目的でもありません。教育効果を高めるという点では、受け入れ家庭が長年蓄えた経験を惜しみなくお伝えしますので、ぜひ飛び込んできてください。一緒に感動や生きることへの誇りを持ちましょう。
安全対策
土佐れいほく観光協議会では、児童・生徒の皆さんと、引率される方々の安全を最大限に考慮し、次のような対策を講じています。
- 1.万が一に備えて、損害賠償責任保険に加入
- 2.全ての家庭に緊急連絡網を設置し、安全管理体制の確保
- 3.民泊受入家庭を対象に1年に1回以上「安全管理及び食品衛生」に関する講習会を実施
- 4.受入地域全体での協力体制(受入・体験活動の実施の周知)
- 5.民泊受入家庭内でのミーティングの事前実施
- 6.受入家庭での、子どもを交えてのオリエンテーションの実施
- 7.体験プログラムの危険予測・危険箇所の把握と予防対策の検討
- 8.悪天候を想定した代替プログラムの準備
- 9.体験に必要な施設・道具のメンテナンス
- 10.使用する機械・器具の取扱いの再確認と点検